価格戦略を数字で考える

商品が値上がって困ります。

7月からいろいろなものが、値上げされていますね。
パンやマヨネーズ、電気料金、ガソリン等々。
生活に直結するものの値上げが増えています。
ずいぶん前にマクドナルドも、
100円バーガーが120円になったりしていますね。

マクドナルドの値上げの理由は、
原料価格の高騰等とは別のところにもあるようですが、
それ以外は、円安で原材料等があがっているのでしょう。

さて、あなたの会社では影響はないですか?
私のお客さんからも、
「原価が上がってきて困る」
という声を聞きます。

そんな中、
「価格をどうしようか?」
と悩んでいるかもしれません。

 

価格の影響

今日は、この価格の影響について
簡単にお伝えします。
「数字は苦手だ」
とおっしゃるかもしれませんが、お付き合いください。

パターン①

例えば、
60円で買ってきたものを
100円で売っていた場合です。
そのとき経費が20かかっていたとします。

その時の利益は、

売上 100
原価  60
粗利 40
経費 20
利益 20     ですね。

 

パターン②

その後、原価が上がってきてしまい、
70になりました。
そうすると、

売上 100
原価  70
粗利 30
経費 20
利益 10     になりました。

原価があがったのは10です。
もとの原価の16%アップです。
ところが、利益は半分になってしまいました。

これでは、きついですね。

パターン③

では、別のパターンで。
原価は60のままで、
販売価格を110にしてみました。

売上 110
原価  60
粗利 50
経費 20
利益 30     になりました。

10%あげて、利益は50%アップです。

 

これらのことから分かるのは、
価格や原価の10%の増減は、
利益で考えれば、
それ以上の影響があるということです。

つまり、
売上高だけをみるのではなく、
利益まで考えることは、
非常に重要なことなのです。

 

今考えることとは、

確かに、
値上げをするとお客さんが減ってしまうかもしれません。
お客さんが取れなければ、お金は入ってきません。

しかし、
おそらく、今の状況だと
いろいろなモノの価格は上がっていくでしょう。
遅かれ早かれ、値上げを決断する時期がくるでしょう。

その時に備え、考えておくべきことがあります。

「本当に今の価格でなければ、お客さんは来ないのか?」
「価格を上げるには、どうしたらいいか?」

ということを。

1%でも、5%でも、10%でも上げることはできませんか?

もし何となく決めていたのなら、
ぜひ、考えてみて下さい。

私も、お客さんへこうしたことを良く伝えます。
その結果、
「少し上げてみたら、別に関係なかった」
ということも、よく聞きます。

あなたの場合は、どうですか?
少しの影響でどれだけの影響がありますか?
まずは、これを調べてみることからですね。

そして、
「本当に今の価格でなければ、お客さんは来ないのか?」
「価格を上げるには、どうしたらいいか?」
ということまで、考えてみませんか?

 

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